そもそもNotionってなに?

【noteから記事をこのブログへ移行しました】

医療機関での具体的なNotionの活用についてお話しする前に、まずはNotionの概要を簡単に説明させていただきます。
ITやwebツールに詳しくない方にも、ふわっと輪郭をつかんでいただければ幸いです。

https://www.notion.com/ja

Notionは、様々な機能が1つになったwebツールです。例えば、
・メモや書類をきれいに作ったり、
・やることリストを作って、何をすればいいか分かりやすくしたり、
・みんなで情報を共有したり、一緒に作業したり
することができます。

例えるなら、色々な種類のノートやファイル、カレンダーなどが、一つの場所にまとまっているようなイメージです。

Notionの良いところは、デザインや機能を自分好みにカスタマイズできること。
文字を入力するだけでなく、写真を貼付けたり、表を作ったり、他のウェブサイトの情報を引用したりもできます。

例えば、旅行の計画を立てる時に、行きたい場所のリストを作ったり、持ち物をメモしたり、地図を貼り付けたり。これらがすべてNotionの中でできます。

仕事で使うなら、会議の記録を残したり、チームでタスクを分担して進捗状況を共有したりすることもできます。

目玉ともいえる機能が「データベース」。
Notionのデータベースは、情報を整理するための「箱」のようなものです。

例えば、
・連絡先リスト:名前や電話番号などを一覧で見やすく管理
・タスクリスト:やること、担当者、期日などを整理
・本のリスト:タイトル、著者、評価などを記録
といった使い方ができます。

Excel等の表計算ソフトのように思える点もありますが、さらに自由度が高く、表示方法も様々に変更できます(リスト形式、カレンダー形式など)。

また、「リレーション」機能で、異なるデータベース同士を連携させることができます。

医療機関で活用するなら…
【施設基準のデータベース】を作成し、基準人員やその他の要件を一括管理。ベースアップ評価料など、定期的な見直しが必要な基準があれば、カレンダーへの表示、リマインド通知を設定。
・別途作成した【人員管理データベース】【施設基準データベース】を「リレーション」で連携させ、人員の増減により施設基準の状況を自動で変更。
といったやり方が可能です。

Notionは、情報整理やタスク管理、同僚との協働を助ける、便利な「デジタルワークスペース」です。難しいITの知識は必要ありません。

次回からは、具体的な活用アイデアをくわしくご紹介させていただきます。